猫の絵本。 - Sweet☆Melon

メロンです。

まめ子が先日美容院へ行きました。
そしたらスゴイ事を聞いて帰ってきたよ。

まめ子の髪の毛をやってくれる美容師さんちには7匹も猫がいるらしいよ。

なんでも最初は、美容師さんがまだ18歳の頃、バイクに乗っていると公園から猫の鳴き声が聞こえてきて、行ってみると３匹も捨てられていたんだって。

でも美容師さんちでは飼えないから、具合の悪そうな１匹だけを引き取って、あとの２匹は茨城でボランティアをやっている人に引き渡したんだって。

引き取ったコは美容師さんの看病の甲斐があって１週間程で元気になったようだけど、ボランティアさんに渡した２匹はその１週間くらいの間で死んじゃったんだって。
どうやらそのボランティアさんの管理が恐ろしくズボラで、「自分が面倒みる」って言ったくせによそに渡してそれっきりにしちゃったんだってさ。
酷い話だよね。

美容師さんは当時、それはそれはやんちゃ君でちょっと名の知れた人だったから、電話でスゴんで「ちょっと出てこいや」って言ったら謝ったらしいけど。

僕たちを保護してくれる人を、僕たちは選べません。

僕は、幸せだったね。

引き取った１匹に、死んじゃった２匹の分も生きてもらおうと誓った美容師さんでした。

そして、猫を飼うのが初めてだった美容師さんのお母さんが、お客さんに「かわい〜でしょ」ってそのコを自慢してたら、猫好きな家と勘違いされて、猫を引き取ってほしい人が出てきて、子供を産んで気づいたら７匹・・・。

その猫たちが、『猫を愛する人のための猫絵本ガイド』（さわださちこ著）という本でモデルをやっています。
表紙の猫もそうだよ。